きれいなお弁当! |
竹の皮で作られたお弁当箱は蓋が引っかかって少し開けにくいけど、これもまた楽しい。
竹の皮で作られた弁当箱 |
「冬の色彩弁当」その名の通り、色鮮やかなお弁当だ。2つの蟹のハサミが赤くて目立つ。玉子焼きの黄色や、人参の橙、グリーンピースの緑やお餅の黄色。とても色鮮やかだ。食べる前から楽しくなってくる。
グリーンピースが乗った炊き込み御飯は、出汁がしっかりと効いていて美味しい。
きれいなグリーン |
蟹のハサミをパクリといただく。少し芳ばしい香りの後、蟹の身の素朴な味が口の中に広がる。身は小さいけれど、蟹はやはり美味しい。
真ん中にどんと鎮座する鰤の照り焼きは、中まで甘辛いたれの味が染み込んでいて、とても美味しい。白ご飯があれば一気に食べきってしまえるほどの濃厚な味付けだ。この鰤のすぐ上にある、黒豆が乗ったご飯は白ご飯なので、このご飯と一緒に食べるのがイイ。
大きな鰤! |
濃厚な鰤照り焼きの後は煮物に箸を移す。
魚のすり身のてんぷら、さやえんどう、人参、椎茸、がんもどき、大根、どれも美味しい。その中でも最も美味しいのはがんもどき。ダシがしっかり染み込んでいるのはもちろん、ふわふわとした食感でとても美味しい。
がんもどきがおいしい! |
高野豆腐と椎茸の干瓢巻というものもある。その名の通り、人参、さやえんどうを高野豆腐、椎茸、干瓢で巻いてあるもの。初めて食べたけど、とっても美味しい。椎茸のしっかりとした旨味と、高野豆腐のフワフワ感がとてもイイ。
高野豆腐と椎茸の干瓢巻き |
玉子焼きは、僕が好きな甘くないもの。使われている出汁の味が美味しいし、ふわふわに焼かれている点も満足度アップの要因だ。
このお弁当はご飯の量が少ないと思う。多分、お酒と一緒に食べるのが一番いいように思う。
参考
冬の色彩弁当 |
(おわり)
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