駅弁 銚子二味鮪めし 950円 東京駅

「銚子二味鮪めし」 950円　2013年7月18日（木）

満足度 ★★☆ 満腹度 ★★☆ 珍しい度 ★★★ おいしい度 ★★☆ 見た目度 ★★☆ 値段 ★★☆

製造者 株式会社万葉軒

東京駅 祭 にて購入。

パッケージには「銚子産の鮪をステーキと南蛮漬けの二つの味でお楽しみください」とある。鮪を2つの味で楽しめる！ので期待が膨らむ。

見た目は地味。華やかさは小さな人参のオレンジとと玉子焼きの黄色くらいか。

ご飯の上に大きな鮪がどんっ！ボリューム感たっぷりの鮪だ。おかずは煮物が中心で、種類も多く、これから食べるのが楽しみになる。

まずは、生まれて初めての鮪の南蛮漬けをパクリ。これは、うーん、イマイチ。

鮪の天ぷらのようなものにマヨネーズで味付けされてる。あと、香ばしい風味の玉ねぎ細切りが絡められてて、なんとなく南蛮漬けに仕上げられている。

鮪も火が通過ぎなのか、少し固めであまり美味しくない。

鮪の南蛮漬け！どんなんやろ！？っと前のめりで食べたけど、大きな空振り。

鮪の下には炊き込み御飯。炊き込み御飯と言っても、醤油でうっすらと味がついてるだけのシンプルなもの。ご飯と鮪の間には海苔が敷き詰められていて、口に運ぶと海の香りが広がる。

おかずはもちろん煮物から。筍が甘くて、また歯ごたえもよくて美味しい。サツマイモにも甘い味がよく染み込んでいて、これまた美味しい。

蓮根は醤油と出汁の味かな？シャキシャキとした食感が楽しい。

煮物の横にはお漬物。らっきょうや瓜のお漬物はパリパリポリポリと音を楽しみつつ味わう。

漬物はご飯の上にも乗ってる。味が濃いものが多すぎるかな？

そして第二のメインである鮪のステーキ。がぶりっとかぶりつく。

あっさり醤油の味がして、生姜と紫蘇の爽やかな風味が鼻を抜けて行く。惜しみないサイズの鮪が分厚くて、なかなかの食べ応え。

ステーキと呼ぶだけあって、お肉に近い食感。これはいい！このステーキが二枚だったら良かったのにね。（南蛮漬けもどきはやめて）


全体的にはイマイチなお弁当だけど、鮪ステーキの存在感は抜群。

「二味鮪めし」ではなく「二枚鮪ステーキめし」になったら、また食べてみよう。

（おわり）