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東京出張最後の日、京王百貨店の駅弁大会でテンションが上がりすぎて、2つのお弁当を買ってしまった。ひとつは飛騨牛しぐれ寿司、そしてもうひとつはかきめし。
蓋を開けると醤油と牡蠣の香りが広がる。この香りで更にすごく食欲が湧いて来る。
美味しそうな醤油色のご飯を少しもぐもぐ。まっ茶色なので味が濃いように見えるけど、それほど濃くなく、牡蠣のエキスがよく出た出汁で炊かれたんだろうと思われる風味がしっかりとついている。
牡蠣と一緒にご飯をパクリ。牡蠣、おいしい。牡蠣の濃厚な味がしっかりとあり、磯の風味が口の中いっぱいに広がる。
牡蠣の他に2種類の貝が乗っていて、ひとつはアサリとわかるけどもうひとつは何かなぁ。と思ってネットで調べてみたらツブ貝。
ツブ貝はコリコリしてて、食感が変わってまた楽しい。
あさりもツブ貝も、牡蠣に負けずしっかりと醤油の味がしみていてとても美味しい。
でも、次に牡蠣を食べると、やっぱり牡蠣の存在感にはかなわない。ものすごく強烈な磯の風味があり、まろやかな味があさりとツブ貝を圧倒する。
これは北海道の厚岸(あっけし)に行って食べてみたいなぁ。
これだけ独自性が強く、おいしいお弁当に巡り合えてラッキーだ。
大満足なお弁当。
(おわり)
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