昭和27年から販売を続けられている中で培ったノウハウに感服!
実演販売なので迷わず購入! |
パッケージを開けてびっくり、ピンクのお弁当!ほんのりと錦糸卵の黄色が輝くのも綺麗だ。
ご飯の上に錦糸卵が敷き詰められ、その上にかにのほぐし身がたっぷり撒かれている。さらにその上に、かにの足の身が丁寧に並べられていて、とても豪華だ。
色鮮やか! |
かにのほぐし身だけ食べてみる。甘い。酸味は弱く、甘みが強い。かにの味を楽しむというよりは、食感を楽しむといった感じだ。
しかしこのかに身とご飯を一緒に食べると、なぜかかにの味が際立ってくる。
ご飯にはうっすらと酢飯の味がするが、かにの濃い甘い味と混ざると、不思議なことにかにそのものの味が浮き上がってくるのだ。
これは衝撃的な現象。一朝一夕に真似することなど到底できない、すばらしい味付けだと思う。
塩昆布の存在が大きい! |
がつがつ食べてると、甘さと酸味に飽きてくるが、塩昆布と一緒に食べれば大丈夫。塩昆布の塩っけと昆布の旨味が、これまで味わってきたこのお弁当の雰囲気をガラっと変えてくれる。
おかげで最後まで一気に食べてしまった。
ごはん、かにの身、塩昆布のマジックを魅せられたような感覚。
昭和27年からのノウハウにはすごいものがある |
甘味を強くしたかにが、うっすらと酢が効いたご飯に出会うと、かにのそのものの味が浮かび上がる。その味を楽しんだ後、添え付けの塩昆布を食べることで、またぜんぜん違う美味しさを味わうことができる。
このような芸当は、昭和27年からこのお弁当を作り、販売し続けているからこそできるのかも知れない。素晴らしい。
参考
元祖かに寿し |
(おわり)
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