駅弁ブログわが生涯に駅弁の悔いなし: 駅弁鹿児島黒豚炙り弁当 1,100円東京駅

2013年11月4日月曜日

駅弁鹿児島黒豚炙り弁当 1,100円東京駅

2013年10月31日、東京駅の駅弁屋・祭で「鹿児島黒豚炙り弁当」を購入。

松栄軒のお弁当を買うのは、「黒豚赤ワインステーキ弁当」以来2つ目だ。今回のお弁当も同じ黒豚がメインのお弁当だが、今回も黒豚の旨みをしっかりと楽しめるお弁当だ。

黒豚がたっぷり

19:30ごろに駅弁屋・祭に行くと、残っているお弁当がとても少ない。選ぶ楽しみは減ってしまうけど、迷わずにすぐに選べるので楽である意味イイかも。

お弁当の真ん中にでーんと煮玉子が居座ってる。煮玉子ってなぜか嬉しい。

全体的に豚肉に覆われ暗い色になってしまいそうだけど、錦糸卵と紅生姜のおかげで意外と明るいお弁当になっている。

鮮やかな紅生姜と錦糸玉子

煮玉子をいつ食べるのか悩みながら食べるのが良さそうだ。

弁当の蓋を取ると、甘辛い醤油風味が辺りに広がる。隣で本を読んでる乗客に気を遣うことはなく、黒豚からいただく。

甘辛い醤油風味の正体はもちろんこの黒豚。

黒豚でごはんが止まらなくなる

濃い目の味付けで、下のご飯とどんどん食べてしまう。冷えているので冷えて白くなった脂身が目につくけど、口に入れると甘くマイルドな味が口の中に広がる。

豚の濃い味に疲れてきたら、高菜を食べればいい。たっぷりと添えられた高菜漬けを口に運ぶと、豚でこってりとしてしまった口の中がスッキリする。

豚もご飯も残り半分くらいになったところで、いよいよ煮玉子！うーん、煮玉子の柔らかな食感、黄身にまでしっかりと染み込んだ醤油味、やはり美味しい。

煮玉子ひとつでこれまで食べていた豚のことを忘れてしまいそうになる。けど、そのおかげか、次に豚を食べた時、初めて食べた時のような新鮮な味わいを感じることができた。